レシーブ(ディグ)の基本・構え方・意識するポイント・初心者の方必見
こんにちは。
マサです。
今回はスパイクレシーブ(ディグ)の基本のポイントについての記事を書きます。
ぜひ読んでください。
レシーブの大切さ
レシーブはバレーボールをするにあたって全員が習得すべき技術のひとつです。
しかし現実問題として、弱いチームや勝利にたどり着くノウハウを持たないチームほど、レシーブ練習は後回しにしてしまうことが多いように感じます。
私は小学校から大学生になった今に至るまでたくさんのチームを見てきました。
その中で、私がいつももったいないと思うのは『攻撃力や一人一人の高さは劣っていないのにレシーブが悪くて負けてしまうチーム』です。
レシーブ力は練習の量と質、そして意識をあげるだけで必ず向上します。
バレーボールの中で一番練習で変えられる部分と言っても過言ではないかもしれません。
そのレシーブ力で負けるなんて本当にもったいないと思いませんか?
チーム全体のレシーブ力が高いとボールがコートに落ちにくくなり、よりゲームを優位に進めることができます。
またレギュラー争いをしている人は、レシーブができるとことでよりレギュラーに近づくことができます。
今回は私と一緒にレシーブの基本のポイントをおさらいしていきましょう!
レシーブの基本
基本の構え
レシーブの基本の構えは図のようになります。
下半身
レシーブの構えにおいて、一番大切になってくるのは爪先(母指球)に体重が乗って、適度な前傾状態になっていることです。
「爪先だけで立て、かかとをつけるな」と指導される方もいますが、私は「かかとは床にギリギリつくかつかないぐらい(もしくはかかとは床につけても良いが体重はのせない)」の方が良いと考えています。
この理由は、レシーブで反応しなければいけないボールは自分より前にくるボールだけではないからです。
かかとをつけずに爪先だけを床につけて構えていると、限られた方向(想定内のボール)への動きは速くなるかもしれませんが、ワンタッチなどの想定外の方向(想定外のボール)への動きはかなり遅くなります(反応すらできないこともあります)。
また、初心者や筋力の弱い方がかかとを上げて構えようとすると、バランスを崩しやすいという問題もあります。
一方「かかとは床にギリギリつくかつかないぐらい(もしくはかかとは床につけても良いが体重はのせない)」の方だと、足の裏全体が床にベタっとついているわけではないので動き出しが速くなります。
また、床を踏むときは足の裏全体で踏むことができるので、全方位への動き出しもスムーズになります。
そのため私はかかとを上げるスタイルではなく、床に少しつけるスタイルをオススメします。
上半身
上半身で気をつけるポイントは「手を視野の中に入れておく」ということです。
なぜかというと、ちょうど視野がアンダーでレシーブする時にボールが上がる角度になっているからです。
このことについての詳しい説明はこちらの記事でしています。
是非読んでみて下さい。
悪い例
次にバレーボール経験者でもやってしまいがちな良くない構え方を図で解説と共に紹介していきます。
どうでしょうか。
上の図『レシーブの基本の構え』で大体の構えを作ってもらって、下の7つの図に当てはまるものがないかを確認してください。
この7つに当てはまるものがなければ、良い構えはできていると思います。
ラリー中はこの構えをスパイクが打たれる前に作るようにしましょう。
効率的な動きや姿勢は「美しくカッコ良く」見えます。
そんな視点でもチェックしてみてください。
まとめ
今回はレシーブの基本的な構え方についてお話ししました。
何事においても大切なのは基本です。
この構えができて初めて「レシーブの動き」の練習に進むことができます。
初心者の方やレシーブが苦手な方はまずこの構えをスムーズにできるようにしてください。
では今回の記事をまとめます!
- レシーブは全員に必要なスキル
- 前傾姿勢が基本
- 効率的な姿勢や動きはカッコ良く見える!
今回もお読みいただきありがとうございました。
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